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投稿日: 2010.03.01 00:00
更新日: 2018.02.15 18:22

【Honda】阪神甲子園球場に設置したホンダソルテックの薄膜太陽電池が稼働を開始


阪神甲子園球場に設置したホンダソルテックの薄膜太陽電池が稼働を開始

 Hondaの子会社で、太陽電池の製造・販売を手がける(株)ホンダソルテック(本社:熊本県菊池郡 社長:数佐 明男)の薄膜太陽電池が、本日より阪神甲子園球場での稼働を開始した。

 ホンダソルテックの薄膜太陽電池は、阪神甲子園球場のリニューアルにともない、「銀傘」という愛称で親しまれている内野席の屋根に設置された。推定される発電量は年間約19.3万kWh※1、CO2削減量は年間約133t※2。

 Hondaが独自開発した薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池である。環境意識の高まりにともない、薄膜太陽電池の需要は着実に増しており、2007年から販売している一般住宅用商品に加え、今回の阪神甲子園球場に設置したような公共・産業用商品も2008年から販売している。

 Hondaは、二輪車・四輪車・汎用といった商品のCO2低減に加え、エネルギーを生み出す商品の展開にも力を入れており、地球温暖化防止に向けた取り組みをさらに加速させていく。
※1 ホンダソルテック調べ
※2 阪神電気鉄道(株)調べ。火力で発電した場合と比べたCO2削減量。なお、太陽光発電協会が規定する、日本の電力会社の使用端CO2排出単位等を基に計算した場合の年間CO2削減量は、約61tとなる