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スーパーGTニュース

投稿日: 2009.05.04 00:00
更新日: 2018.02.15 13:04

【NISMO】SUPER GT第3戦「FUJI GT 400km RACE」公式予選


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◆◆速報!!◆◆
SUPER GT 第3戦
「FUJI GT 400km RACE」  公式予選
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■開催月日:2009年5月3日
■開催場所:富士スピードウェイ(静岡県)
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■「MOTUL AUTECH GT-R」、ポールtoフィニッシュを狙う。

 ゴールデンウィークの富士恒例のイベント、SUPER GT第3戦は今年は例年より100km短い400kmレースとして開催される。5月3日は朝から晴天に恵まれ9時15分から1時間半の練習走行が行われた。「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、セッション終盤に3位のタイムをマーク。46kgのハンディウェイトを搭載する「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)が6位とまずまずの位置につけたが、ハンディウェイト38kgの「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)は10位、「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は11位とセットアップが決まらなかった。

 13時40分、やや雲がかかってきて気温は20℃、路面温度はあまり上がらず28℃止まりというコンディションで予選1回目がスタートした。GT500は全15台が出走。GT300との混走枠では#12 GT-Rが1分35秒824でトップを奪い、#1 GT-Rは3位。#3 GT-R、#24 GT-Rを含めGT-Rのドライバー8名は全員が基準タイムをクリアした。

 14時15分から10分間はGT500の専有走行枠。残り2分となって今回も予選アタックを担当する本山が1分34秒773をマークしてトップに立った。各車アタックに入るがトップタイムを更新する車両はなく、本山がトップで予選1回目は終了。終盤にタイムを更新した#3 GT-Rが3位、#12 GT-Rが7位、#24 GT-Rが8位とGT-Rは4台すべてがスーパーラップ(SL)への進出を果たした。

 15時49分、GT500のSLが始まった。路面の影はなく明るい曇天で気温は18℃、路面温度は24℃と低下。アタックまでにタイヤをいかに暖められるか、ドライバーの経験とテクニックが問われるセッションとなった。

 SLトップバッターの#24GT-Rのオリベイラは、100Rの入り口でスピンを喫し大幅にタイムロスし8位にとどまった。次にコースインした#12GT-Rの松田は38kgのウェイトにもかかわらず、1分34秒954で4位へポジションアップを果たした。また6番目に出走した#3 GT-Rのクインタレッリはコカ・コーラコーナーの出口でイン側にわずかにコースオフを喫してタイムロスし7位となった。そして最後に登場した本山は、セクター1と2をきれいにまとめ、そして最後のセクター3で抜群の速さを見せると1分34秒622で2戦連続となるポールポジションを獲得した。「朝の走行でセクター3が遅く、ベンちゃん(トレルイエ)に『スムーズに走れ』と言われました。富士の予選はあまり相性が良くないので(ポール獲得の)自信はなく不安が多かったのですが、今よりも明日のレースが終わってから喜びたい」と本山は気持ちを引き締めなおしていた。

■公式予選結果
Pos. No Car Name Driver Name Time(Super Lap)
1 #1 MOTUL AUTECH GT-R 本山 哲/ブノワ・トレルイエ 1'34.622
2 #36 PETRONAS TOM'S SC430 脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー 1'34.694
3 #8 ARTA NSX ラルフ・ファーマン/伊沢 拓也 1'34.705
4 #12 IMPUL カルソニック GT-R 松田 次生/セバスチャン・フィリップ 1'34.954
5 #35 KRAFT SC430 石浦 宏明/大嶋 和也 1'35.102
6 #6 ENEOS SC430 伊藤 大輔/ビヨン・ビルドハイム 1'35.631
7 #3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R ロニー・クインタレッリ/安田 裕信 1'36.981
8 #24 HIS ADVAN KONDO GT-R J.P・デ・オリベイラ/荒 聖治 1'40.428
9 #38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路/リチャード・ライアン
10 #100 RAYBRIG NSX 井出 有治/細川 慎弥
※1位〜8位のタイムはスーパーラップ


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