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投稿日: 2009.12.27 00:00
更新日: 2018.02.15 16:54

【UNLIMITED】一年の締め括り、HIROKI YOSHIMOTO MEETING Round-3 〜鈴鹿ツインサーキット爆走会〜


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【HIROKI YOSHIMOTO MEETING Round-3】
19 December, 2009
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一年の締め括り、HIROKI YOSHIMOTO MEETING
Round-3 〜鈴鹿ツインサーキット爆走会〜

スーパーGTシリーズやスーパー耐久シリーズ等のシーズンも終了し、国内の主要レースが束の間のオフに入った2009年12月19日。この日、今年三回目となる吉本大樹主催のイベント「HIROKI YOSHIMOTO MEETING」が、「Round-3 鈴鹿ツインサーキット爆走会」と題して、三重県は鈴鹿に位置する「鈴鹿ツインサーキット」にて開催された。

第3回となる今回は「サーキット」での開催。その内容も「FJ1600体験試乗会」、「持込車輛による走行会」、「吉本大樹ドライブ車輛による同乗走行」と3つのプランが用意され、参加者が実際にモータースポーツに触れ、その楽しさを実感することの出来るイベントの開催となった。

東海地域はこの冬一番の寒波に覆われ、地域によっては大雪も降った程の寒さに見舞われたこの日の走行会参加車輛はフェラーリ、ポルシェ、BMW、ベンツなどの輸入車から、シビック、ランサーエボリューション、レース仕様のヴィッツ、さらにはノーマル車両のプリウスと、多彩な車種が参加してのセッションとなった。

そして気になる同乗走行には今シーズンのスーパー耐久シリーズST-3クラスチャンピオンのTeam 5ZIGEN協力の下、何とチャンピンマシンである5ZIGEN NSXが登場。勿論ドライバーは吉本大樹。通常では乗り込む事すら中々出来ないマシンで、更には吉本選手の同乗走行とあり、参加者は興奮気味にマシンへと乗り込んだ。ところが約半数の参加者が同乗走行を終えたところでアクシデントが発生。マシンは不調を来たしコース上でストップしてしまい、その場では修復を行う事が出来ず、残念ながらNSXでの同乗走行はここまでとなってしまった。それ以降は今回のイベントに参加し、今シーズン吉本大樹をサポートした株式会社不動の好意により提供されたフェラーリ360チャレンジに車輛を変更しての同乗走行が行われる事となり、チャンピオンマシンでの同乗は出来なくなったものの、鈴鹿ツインサーキットでのラップタイム最速のマシンと同じタイムで走るハイパフォーマンスカーに参加者達は驚きの表情を隠すことなく同乗走行を満喫する事となった。

その他この日行われたのは、CBC自動車学校が力を入れている「夢応援企画」とタッグを組んで行った「FJ1600体験試乗会」。「通常はサーキットのライセンスを取ったり車両をレンタルしなければならなかったりとハードルが高く、もっと手頃に体験できるべきだと思うけど実際には難しい。でもそれらが改善されることで今後のレース界を明るくしていく可能性があると思う」という吉本の想いから開催されたこのクラスには、普通免許を持たないレーシングドライバーを夢見る学生カーターや、レーシングマシン初体験の女性まで幅の広い層が参加するセッションとなった。

このセッションでドライビングアドバイザーを務めたのは、過去にF2や全日本F3000、GC等で活躍、現在は鈴鹿サーキットをメインに活動する「レーシングエフ」の代表を務める舘善泰氏。「ミッション車に乗ること自体が初めて」という参加者がほとんどであったため、最初は3速キープで走り始める等、カリキュラム通りで始まったこのセッション。最後は各々のペースでレベルを上げて行く等、参加者それぞれが思い思いに貴重な時間を過ごす事となった。

そしてサーキットでのスケジュールの最後に行われたのは、持込車輛による模擬レース。レースは途中激しいバトルもあったものの、モータースポーツを楽しんだ参加者達は最後までアクシデントもなくチェッカーを受け、イベント内サーキットでのスケジュールを締めくくる事となった。

その後、自走や送迎の専用バスを利用し鈴鹿カフェリブネットに場所を移して行われたのは夕食会&模擬レースの表彰式。参加者達がパニーニやパスタをそれぞれ楽しんだ後に模擬レースに参加した全員に吉本大樹から賞品が手渡されると、最後はその吉本が一年を締めくくる挨拶をし、「HIROKI YOSHIMOTO MEETING Round-3 鈴鹿ツインサーキット爆走会」を締めくくった。

■Team 5ZIGEN
http://www.5zigen.co.jp/products/index.html
■CBC自動車学校
http://www.cbc-ds.com/
■カフェリブネット
http://www.aruno.info/
■レーシングエフ
http://racing-f.com
■鈴鹿ツインサーキット
http://twincircuit.co.jp/

19 December, 2009
Text : www.hiroki-yoshimoto.com
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【吉本大樹コメント】
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今回、始めてこういったイベントをさせて頂きました。これまでにサーキット走行の経験があった参加者の方々にもミニサーキットの楽しさを知って頂けたと思いますし、同乗走行された方々にはモータースポーツをもっと身近に感じて頂けたのではないかと思います。

若者のFJ1600初走行は、見ている自分も始めてマシンに乗り込んだ時の事を思い出してしまいました。海外では当たり前に行われている事でもなかなか日本では行えない貴重な体験をして頂けたと思います。今後これらが貴重な体験ではなく身近に感じてもらえる体験になっていくといいと思っています!

時期的な問題や立地的な問題から参加して頂けなかった方たちもたくさんおられたかと思いますが、次回は是非参加してみてください。モータースポーツ全体の底上げのためにもいつかまた必ずやりたいと思います。参加して下さった皆さん、年末の忙しい、そして寒い中、ありがとうございました!