メルセデスのルイス・ハミルトンが、今週末のロシアGPで再び優勝し、コンストラクターズタイトルを確定したいと語った。

 メルセデスは現在ドライバーズ、コンストラクターズ両選手権においてポイントリーダーの位置にいるが、第15戦ロシアでは後者に関してのみ決定する可能性がある。

 残り5戦の段階でドライバーズ選手権においては首位ハミルトンが277点、2位ニコ・ロズベルグが229点とその差48点でまだ決定する段階にはない。

 コンストラクターズ選手権においてはメルセデスが506点で2位フェラーリが337点、その差は169点。これをロシアGP決勝で172点差以上に拡大できれば、メルセデスのタイトル連覇が確定する。

 昨年は初開催のロシアGPでハミルトンとロズベルグが1-2フィニッシュを飾り、メルセデス・ベンツが初のコンストラクターズタイトルを獲得した。

「(去年)初のロシアGPで優勝することができてとても嬉しかった。また去年はここでチームが(コンストラクターズ)タイトルを獲得し、最高の瞬間を経験することができた」とハミルトン。
「今週末も素晴らしい思い出をさらに増やせるよう祈っている。そのために全力でプッシュするつもりだ」

 メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、昨年同様のリザルトを達成してタイトルを決めたいが、簡単にいくとは考えていないと語った。

「去年のロシアGPには素晴らしい思い出がある。我々は1-2フィニッシュを達成し、メルセデス・ベンツ初のコンストラクターズタイトルを獲得したのだ」とウォルフ。

「今年もソチで同様のパフォーマンスを発揮できれば嬉しいし、もちろんそれを目標にしていくが、簡単に実現できるというような幻想は抱いていない。目標を達成するのはこれからなのだ」

 昨年に続き今年も優勢のメルセデスだが、シンガポールでは原因不明の不調に陥り、ハミルトンとロズベルグは予選でそれぞれ5位と6位、決勝ではハミルトンはトラブルによりリタイア、ロズベルグが4位とまったくいいところを見せることができなかった。ハミルトンによるとその後、原因を解明することができたとのことで、鈴鹿では持ち直し、予選・決勝ともに1-2を確保している。

 しかしソチは路面がシンガポールと似通い、同じタイヤコンパウンド(ソフトとスーパーソフト)が選択されており、ノンエグゼクティブチェアマンであるニキ・ラウダは再び不調に陥ることへの懸念を示している。

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