BMWザウバーからシーズン途中で解雇されたペドロ・デ・ラ・ロサが、2011年もレースシートを狙うと断言した。
チームは、シンガポールGP以降の今季残り5戦はデ・ラ・ロサに代わってニック・ハイドフェルドを起用することを決めた。デ・ラ・ロサはハイドフェルドの後任として、ピレリのタイヤ開発ドライバーを務めることとなった。
「来年F1で(レース)シートをつかみたいと思っている」とデ・ラ・ロサはformule1.nlにコメントした。彼は長年マクラーレンでテストドライバーを務め、高い評価を受けていたが、39歳の今年、BMWザウバーからF1レース復帰を果たした。
「F1でのレーシングキャリアが終わるとしたら後悔するだろう。それでも世界の終わりというわけではないけれど」
「ひとつ確かなことがある。あと1シーズン、テストをするつもりはないということだ。テストドライバーになるのであれば、後方のチームのレースシートにつく方がいい。よくないマシンでレースをする方が、テストをするよりはいいんだ」