12日に開幕したJAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010のフォーミュラ・ニッポンのフリー走行では、予選での最高速でレース1のグリッドも決定するため、リヤウイングを寝かせるドライバーが多数登場。フリー走行終盤には、上側のフラップを外すドライバーも登場した。
今回のFUJI SPRINT CUPでは、スーパーラップ形式の予選で、計測周の最高速でレース1のグリッドを、計測タイムでレース2のグリッドが決定する方式を採用している。そのため、午前のフリー走行ではベタベタにリヤウイングを寝かせるドライバーが多数登場。ウイングの『POTENZA』の文字が見えなくなるほど寝かせたケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)は318km/hの最高速をマークした。
他のドライバーでも、極端にウイングを寝かせたり立ててみたりと試行錯誤が続いていたが、フリー走行の最後にはアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)がついにリヤウイングの上側フラップを外してコースインするなど、興味深いトライが続いた。
実際の予選では各ドライバーがどのようなウイングで出てくるのか……? 興味深いところだ。