今シーズンのスタート以来、多くのエントリーを集めているオートスポーツ スポーツカートシリーズ(ASシリーズ)に、さらに参加が手軽となった1戦完結型のノンシリーズ戦が組まれることとなった。「オートスポーツ スポーツカート ミーティング(ASスポーツカート ミーティング)」は大人が気軽に楽しむモータースポーツというコンセプトや、基本となるルールはASシリーズを踏襲しつつ、シリーズ戦ではないため、シーズンを通したポイント争いなどの要素がない。
 これによって、選手は純粋にそのレースをエンジョイすることができ、初心者や技術向上を目指す入門ドライバーも安心してカートレースにチャレンジできる。

 ASスポーツカート ミーティングの最初の開催は7月26日、三重県桑名市のレインボースポーツ カートコースとなる。これまで東日本(関東圏)、西日本(近畿圏)と2シリーズを展開しているASシリーズの開催エリアとは離れた名古屋圏での実施となり、中部エリアのドライバーも注目、エントリーに関する問い合わせがすでに来ているという。

 クラスはASシリーズ同様、マイカートを持ち込んで参戦のGT1クラスと主催者が用意するカートをレンタルして参戦するGT2クラスのふたつ。GT2クラスの車両は、AS西日本シリーズの第2戦から採用される、使用2戦目となるまったくの新車。こちらはいわゆるレンタルカートとは違いレーシングカートのフレームを使用しているため、軽量で挙動がクイック。より“フォーミュラカー感覚”が味わえるものとなっているとのこと。
 さらに高スペックな車両で参戦したいという、中・上級ドライバーにはGT1クラス仕様のマシンのレンタルも主催者サイドで手配が可能。AS西日本シリーズではこのGT1マシンのレンタルが非常に好評ということで、ASスポーツカート ミーティングでも実施することになった。

 今回、レース運営面においてシリーズ戦と違うのは、2ヒート制の採用。チームメンバーが交代でドライブして戦うという耐久レースのフォーマットはそのままに、体力に自信がないドライバーでも安心して2時間を戦えるように1時間ごとのレースの合計周回数で順位を決めるという形としている。カートのドライビングは想像以上に体力を使うため、入門ドライバーには長時間の連続走行は厳しい。
 しかし2ヒート制なら、途中で一旦仕切り直しができ、水分補給など体調管理もしっかり行った上で後半戦に挑めるので、やみくもに走るよりも楽しめる上にドライビング技術の上達もしやすい状態にある。

 ASスポーツカート ミーティング当日は「ブリヂストン・キッズアンドジュニアカートレース」全国大会も開催、子供たちのトップレベルの争いをしている会場、そんな華やかな雰囲気の中で走れるというのも、ドライバーにとって気分が盛り上がる要素のひとつでもありそうだ。

 レースに関する詳しい情報はスポーツカート専門サイト「スポーツカート情報局」にて掲載中だ。

■スポーツカート情報局
http://www.sportkart.info/

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