投稿日: 2010.09.28 00:00
更新日: 2018.02.15 22:32
更新日: 2018.02.15 22:32
アロンソ、“グランドスラム”を達成。F1史上6年ぶり
(オートスポーツweb)
フェラーリのフェルナンド・アロンソは、2010年シンガポールGPでF1において6年ぶりとなる記録を達成した。ポールポジション、優勝、ファステストラップ、決勝全ラップリードの達成は、2004年ハンガリーGPのミハエル・シューマッハー以来。
シンガポールGPでアロンソはキャリア25勝目を挙げ、モンツァに続いて自身5回目のハットトリック(ポール、優勝、ファステストラップ獲得)を成し遂げた上に、決勝全ラップをリード、F1の“グランドスラム”と呼ばれるパーフェクトな結果を初めて記録した。
アロンソと2位のセバスチャン・ベッテルはレースを通してファステストラップの応酬を続けた。ハードタイヤではベッテルの方がペースがよく、終盤ベッテルはアロンソの直後まで迫ったが、アロンソが58周目にマークした1分47秒976がこのレースのファステストラップとなり、ベッテルのベストラップは59周目の1分48秒141だった。
manipef1などの集計によると、アロンソの“グランドスラム”達成はF1の歴史の中で50回目の偉業で、これを成し遂げたドライバーは21人、最多はジム・クラークの8回、ミハエル・シューマッハーは5回記録している。
シンガポールでのポールポジションはアロンソにとってキャリア20回目で歴代10位、表彰台は60回目で歴代7位、勝利は25回目で、ジム・クラークとニキ・ラウダに並ぶ歴代6位にあたる。