2010年F1第15戦シンガポールGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソはポールポジションを獲得、Q2でエンジンマッピングに異常を感じ、緊張が走る瞬間があったと語った。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ 予選1位
全てのポールポジションは大切だけど、こういったレースでシーズンのこの時期に最前列からスタートできることは明らかにとても重要だし、更にランキングの差を縮められるというひとつの希望をもたらしてくれる。モンツァとシンガポールという異なるタイプのサーキットで、2回連続でポールポジションを獲れたことは、本当に励みになるよ。どんなタイプのコースでも、このマシンはすごくコンペティティブに走れるということだからね。
もちろん楽な1日ではなかったけれど、予選ではマシンから可能な限りすべての力を引き出せた。僕らの主なライバルたちはそうとは言えないと思う。正直に言うと、この週末ここまで優位に立っていたレッドブル勢が最前列につき、僕らの現実的な目標は3番手だと思っていたのに、そうではなくて僕がポールを獲れた。まるでイースター・サプライズみたいだね! Q2ではエンジンマッピングに関して何らかの不調があり、緊迫した瞬間があったものの、プログラムをやり直したら全てが正常に戻った。
明日はスタートが非常に重要になるけれど、より必要とされるのは61周にわたるとても長いレースの間、全集中力を保つこと。体力的にもマシン的にも、極めて多くのことが要求されるレースになるだろう。コースコンディションは鍵となる役割を握るだろうね。いくつかの場所が長い時間乾かずに湿っていたから、スタート数時間前の少しの雨が、状況を変える可能性がある。僕らは僕らのレースを走るし、良い結果を持ち帰れると確信している。成功するには最良の位置にいるよ。