バルセロナでの最後のシーズンオフテストの初日、フェラーリはトラブルに見舞われ、貴重な走行時間を大幅に失った。しかしフェルナンド・アロンソは、新コンポーネンツのテストを行う上で有意義な一日だったと述べた。
25日、ドライコンディションの下、アロンソはテストをスタートするが、序盤の走行で電気系のトラブルのため走行中にストップ。修理は長時間を要し、コース復帰を果たしたのは昼休みの直前だった。アロンソは、午後のセッションでは精力的に走りこみ、F2008で使用されたものと同様のロングフィンなど、新たな空力コンポーネンツの評価を行い、合計74周、1分24秒170のベストタイムで11人中7番手となった。
「パーフェクトな一日だったとはいえないけれど、とても有意義だった」とアロンソ。
「いくつかマシンに新たなパーツを導入し、それらの効果を見るためにデータを集めた。これから新コンポーネンツの活用の仕方を理解する必要がある。今日はコースの状態があまりよくなかった。少しダーティーだったし、風も強かった。シーズン中にグランプリで使うサーキットを走るというのは興味深い。本番で対処すべき問題が見えてくるからね。全体的に今日はいい一日だったよ」