フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ピレリタイヤへの変更によって、今年はドライビングスタイルを少し変える必要があると認めた。
2011年F1にはKERSやアジャスタブル・リヤウイングに加え、ピレリタイヤへの変更という大きな変化がある。アロンソはすでに11月にアブダビでピレリタイヤを試しているが、さらにテストを重ねていかなければはっきりしたことは分からないと述べている。。
「最初の感触はポジティブだった」というアロンソのコメントをフェラーリ公式サイトが伝えている。
「でも今後のテストでさらにはっきりしてくるだろう。とても興味深いね。僕はドライビングスタイルを少し変える必要があるだろう。ウエットタイヤはまだ試すチャンスがないから未知の領域だ」
2009年にKERSが導入される際には多くのドライバーたちが減量を強いられたが、今年はマシンの最低重量が640kgに引き上げられるためそれほど過酷な減量は必要なくなる。それでもアロンソは、開幕戦までに体重を落とす予定であると述べている。
「まだそれほど体重を落としてはいない。足に軽い筋収縮があったために、先週トレーニングを控えなければならなかったのもあってね」
「選手権をスタートする時には、体重がもっと変化したのが分かると思うよ」
「カレンダーの関係で、今年はこれまで以上に注意して肉体的、精神的な準備を整える必要がある。たとえば、オーストラリア、マレーシア、中国というスケジュールで、マレーシアと中国は2週連戦という、肉体的に負担がかかる移動をしなければならない。マレーシアに80パーセントの状態で到着したら、次の週末には50パーセントになってしまう危険がある」