フェルナンド・アロンソが、来年1年休養するのではないかとのうわさを完全に否定し、契約どおり2016年末までフェラーリで走ることは確かであり、できれば契約期間を延長したいと語った。

 フェラーリでの4年目のシーズンを過ごしているアロンソは、まだフェラーリでのタイトル獲得を成し遂げていない。
 今年のF1夏休み前には、マシンに関するネガティブな発言をフェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロから公然と非難され、両者の関係にひびが入っているのではないかとの推測も出ている。

 イタリアGPを前にした木曜記者会見で、来年、自転車チームの運営に専念しF1活動を休む可能性はあるのかと聞かれ、「そういう選択肢はない」とアロンソは答えた。

 アロンソは今週、スペインの自転車ロードレースのチーム、エウスカルテル・エウスカディ救済のため、チーム買収に関し初期合意に達したことを発表している。

「今、僕はキャリアの中で最高潮の時期にいる。経験を積み、最高の時期に走っている。今チャンスを逃すつもりはない」とアロンソ。
「あと4年か5年は極めていい状態で走れると分かっているし、モータースポーツ、そして自分のキャリアに100パーセントの情熱を注いでいく」

「4年か5年たったら、自分の状態を見てみて、自分が優れたパフォーマンスを見せられるのかどうかをチェックする」
「もういい状態ではないと感じたら考えるかもしれないが、繰り返しになるが僕は今後の4年か5年は(F1に)100パーセント集中していくつもりだ」

 ハンガリーGPでアロンソのマネージャーがレッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーと会合を持ったことで、両者が交渉しているとのうわさが持ち上がったが、アロンソはレッドブルへの関心を否定した。

「単なるうわさだ。いろいろなことがうわさされている。レッドブルのこともそうだし、イタリアでは僕が1年休養するといううわさもささやかれている」とアロンソは語った。

「僕とフェラーリとの契約はあと3年半残っている。それを尊重するつもりだし、できればもう少し延長したい。前にも言ったとおり、僕はキャリアを世界一のチームで終えたい。そしてそれはフェラーリだ」

「今のところ僕らは目指しているような結果を出せていないけれど、懸命に努力している。来年は新しい規則が導入されるから、ここ2、3年続いているレッドブルの支配を終わらせるチャンスがたくさんのチームに訪れる。だから僕らは来年のチャレンジに大きな期待を抱いている」

「レッドブルのふたりのドライバーが確定した。ダニエル(・リカルド)がサインしたというのはいいニュースだよ。僕らの国にとってもいいことだ。カルロス・サインツ(Jr)がトロロッソに加入する可能性が強まってきたということだからね。だから僕らにとって最高のニュースだよ」

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