フェラーリのフェルナンド・アロンソは、2日、今年初めてのテストを終えた。2日間で約800kmを走りこみ、新車F150の信頼性には自信を感じているというアロンソだが、ライバルたちのマシンと比較しての競争力については開幕戦までは分からないという主張を繰り返した。

 バレンシアテスト2日目は、ニューマシンの挙動を分析するため、空力のテスト、ピレリタイヤの比較に取り組み、アロンソは108周を走行、1分13秒307で2日通しての総合トップとなった。

「僕らには3種類のタイヤがあり、パフォーマンスの差はとても大きい。タイム上では0.6秒と0.7秒の間ぐらいの差になるだろう。つまり、さまざまなマシンのパフォーマンスを比較するのはかなり難しいということだ」
「今日の仕事には満足している。昨日はマシンのシステムの作業に集中し、すべてが問題ないかどうかチェックした。2日目の今日は、マシンの挙動をさらに深く理解することができた。燃料搭載量を変え、セッティングも変更した。たとえば、オーバーステアを解決し、ロングディスタンスでのタイヤのデグラデーションへの対処法を見つけるための作業を行った」

 午前中、セッティング変更において小さな問題が発生し、作業が遅れたものの、予定されたプログラムを完了することができたという。
「完全に新しいマシンの開発作業を始めるときには、当たり前の出来事だ。信頼性に関しては、間違いなくいいスタートを切ることができた。F150はとても優れており、それについて僕らは満足していい。僕らの競争力が高いかどうかは、バーレーンまでははっきりしたことは分からないだろう」

 バレンシアテスト最終日はフェリペ・マッサがF150を走らせる。アロンソはシミュレーターで作業をするためにマラネロに向かう予定だ。

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