韓国GPを前に、フェラーリのフェルナンド・アロンソが、エンジンの状況は問題ないと再度主張した。
現在F1では1シーズンで8基のエンジンしか使用できないレギュレーションとなっており、これを超える場合には1基につき10グリッド降格のペナルティを受ける。
フェラーリはシーズン序盤にエンジントラブルが相次ぎ、この影響でアロンソはイタリアGP終了時点で、すでに新品エンジンは残っていなかった。
タイトル争いにおいて不利な状況と見られる中、韓国GPの木曜記者会見で、アロンソに対し、最終戦までエンジンはもつのかとの質問がなされた。
「問題ないと思っている」とアロンソは答えた。
「2戦目と3戦目でのエンジンの問題によって僕らは難しい状況になった。それは間違いないよ。でもその後、僕らは1年のプランを立て、選手権へのアプローチを変え、ここまで状況をうまくコントロールしてきている。だから残りのレースで問題はないはずだし、すべてOKだと思っているよ」
アロンソは現在ランキング2位で、トップのマーク・ウエーバーとは14ポイント差、セバスチャン・ベッテルとは同点で、タイトルを争っている。