2012年F1イタリアGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは3位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 決勝=3位
日曜は選手権の面で完璧な一日になった。ハッピーエンドの映画のようだよ。また表彰台に上がることができ、主なライバルたち3人がノーポイントに終わり、ランキング2位のドライバーとの差を拡大することができた。
昨日の予選でトラブルが発生しなければ、ポールポジションからスタートできていたと今も思っている。これからレースをするサーキットで土曜に今回ぐらい競争力を発揮できれば、シーズン終盤に向けてそれがとても重要な要素になるだろう。今後何勝か挙げて、ポイントリードを確保し続けなければならない。
ここではベッテルをマークしなければならなかったが、シンガポールでは新たにランキング2位になったハミルトンを注視する必要がある。
ベッテルと戦っていた時にコースオフし、その後、マシンの調子がおかしくなった。グラベルで跳ねたのがよくなかった。でも結局は数周後に彼を抜くことができた。彼のペナルティについてはコメントしたくない。ただ彼がやったことが限界の域にあったのは間違いない。
序盤の数周がレースのカギになった。キミ(・ライコネン)、(ポール・)ディ・レスタ、ミハエル(・シューマッハー)を抜いて6位に上がり、すぐにレースをさらにいい状態へと進めていくことができた。
モンツァでフェラーリのためにレースをし、表彰台に立つというのは特別なことだ。赤いマシンを走らせるのは他とは違うことなんだ。なぜならフェラーリのファンは本当に素晴らしいから。もし何日か食べなければマラネロのマシンに乗れると言われれば、彼らはそうするだろう。世界中のフェラーリへの情熱が特別なのはそういうところだ。