フェルナンド・アロンソは、フェラーリがF1コンストラクターズ選手権で2位を獲得するのはかなり難しいかもしれないと語っている。
コンストラクターズ選手権では、レッドブルが第16戦インドGPで4連覇を決めた一方、フェラーリとメルセデスが終盤に向けて2位争いを繰り広げていた。ただ、前戦アメリカGPを終えて、ランキング3位のフェラーリは2位のメルセデスに15ポイントの差をつけられている。
アロンソは、メルセデスの2台の速さを考えると、彼らを上回るためにフェラーリが今できることはほとんどないのだと語った。
「僕たちが今すぐできることは何もないんだ」とアロンソ
「僕らはQ3に残ろうと戦ったし、日曜日はポイント圏内に入ろうと戦った。もし僕らがコンストラクターズ選手権で戦うのだとしたら、ブラジルではもっと上手くやる必要がある」
「もしくは、目標が楽観的過ぎるということなのかもしれない。僕らはもっと現実的になる必要がある。そして、2位をかけて争うのは夢で、その夢を実現するのは難しいことかもしれないと理解する必要がある」
ただアロンソは、決して競争力の高くないマシンでドライバーズ選手権2位を獲得できたことを誇りに思うとし、チャンピオンシップを最後まで戦いぬくと語った。
「(ドライバーズ選手権の2位獲得を)とても誇りに思うよ。僕らのクルマが2番目に速いわけではないのは明白だった。だから、2位は僕へのちょっとした贈り物だね。でも、僕らは10回中10回のチャンピオンを望んでいるし、2位を何度も獲るより1度のチャンピオンの方がいい」
「日曜日に多くのポイントを獲得できるのは、僕の一番の長所のひとつだと思う。どんなマシンでも、どんなルールのレースでも、僕らは最後までチャンピオンシップのために戦うよ」