バーレーンF1合同テスト2日目の20日、フェルナンド・アロンソが引き続きフェラーリF14 Tで走行、今週の彼のテストを終えた。
アロンソは、空力テストからスタートし、エネルギー回生システムを含む、パワーユニットに関連するすべてのシステムへの調整を細かく評価した。さまざまなタイヤコンパウンドを履いてショートランとロングランを行い、マシンバランスのチェックにも取り組んでいる。
この日、アロンソは計97周を走り、1分36秒516のタイムで全体の3番手となった。
「まだパフォーマンスに集中できる段階には至っていないけれど、重要なのは走行距離を重ねていくことだ」とアロンソ。
「シーズン前テストのため、チームは冬の間、素晴らしい仕事をして準備に当たった。それによって僕らはたくさんの走行を行い、新たな複雑なテクノロジーに関連するテストに取り組むことができた」
「今のところ、すべてが予想どおりに進んでいる。でもこれから理解しなければならない新しい要素はたくさんある。チームにとってもドライバーにとっても時間はあまりないから、メルボルンまでに準備を整えるのは、非常に大きなチャレンジになるだろう」
ヘレスでもバーレーンでもメルセデスのパワーユニットを使用するチームが信頼性と速さを発揮しているが、自分たちも戦えると信じていると、アロンソは述べている。
「彼らが強いのは間違いない」とアロンソはメルセデスユーザーについて語った。
「ヘレスでもバーレーンの2日間も、メルセデス搭載マシンのパフォーマンスは強力に見えた。だがまだテストにすぎない」
「彼らの実際の燃料搭載量、タイヤ、そういったことが何も分からない」
「だから不安も心配もない」
「全員がオーストラリアまでにはそれぞれの問題をほぼ解決すると思う。だからオーストラリアでメルセデスエンジンは強いだろうし、レッドブルもフェラーリも強いと思う」
「すごい戦いになるよ」