2013年F1シンガポールGPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは7位/6位、フェリペ・マッサは12位/15位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=7位/2=6位
いい滑り出しとはいえない。僕らには競争力がなかった。でも去年のことを振り返ると、難しい週末を過ごした末に表彰台に上れたのだから、戦いを諦めたりはしないよ。
これからデータを分析するのだが、現実的になる必要があるね。6位と15位というのは、ここに持ち込んだアップデートを考慮に入れなかったとしても望んでいた結果じゃない。
これから正しいセットアップとベストの戦略を見つけるため、たくさんの作業に取り組む。それから予選ではいいラップを走り、決勝では最初から最後まで攻め続ける必要がある。
でもそれが簡単ではないことは分かっている。ハイダウンフォースが要求されるサーキットでは僕らは苦労するからだ。それに、ハンガリーと同様、レッドブルと並んでメルセデスは強力だし、その他にもロータスやマクラーレンなど、強そうなチームがいくつかあるからね。
フェリペ・マッサ フリー走行1=12位/2=15位
難しい一日だった。2回のセッションを通して改善していく方向性を見つけるのに苦労した。
最初のセッションではさまざまな空力コンポーネンツの評価に集中し、2回目のセッションでは、スーパーソフトで始まりミディアムで終わるロングランを走り、プログラムを完了した。
チームと共に方向性を変えることを決め、僕がより快適に乗れるセットアップを見つけようと試みた。でも残念ながらそれは期待したような結果を生み出さなかった。
明日の予選に向けて、今までの作業を遡り、マシンバランスの向上を図る必要がある。よくなると確信しているよ。自分が走り慣れたマシンに戻せるはずだ。