2010年F1第11戦ドイツGPの金曜プラクティスを終えたフェラーリのフェルナンド・アロンソが、予選でもトップに立つためには何か特別なことをする必要があるとコメントした。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ フリー走行1=2位/2=3位
ホッケンハイムの週末をいい形でスタートできた。でも、主なライバル勢と比較して僕らがどのあたりにいるかを語るのは時期尚早だ。今日は変わりやすい天候が重要な役割を演じていた。可能性のあるさまざまなシナリオに対応するため可能な限り準備をする必要がある。例えば、予選はウエットで決勝はドライになるとかね。タイヤの性格を理解することが重要になるだろうし、似たようなコンディションで僕らが集めたデータを見ると、ソフトはとてもいいけれど、ハードはこのコースには明らかに硬すぎる。F10に導入された最新のアップデートも良く機能しているようで、クルマが前進していることが分かった。この場を借りてレース活動40周年を迎えたザウバーにお祝いを言いたい。僕はザウバーでF1キャリアをスタートさせたんだ。彼らが長くF1で活動してくれることを心から願っているよ。
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=19位/2=1位
金曜日に僕らがすごくコンペティティブで、土曜日になるとレッドブル勢が圧倒的に速くなるというケースは何度もあったから、今日の結果をそのまま受け取らないようにすべきだね。明日も一番前にいるためには何か特別なことをしなければならないだろう。今日は天候が変化したためにいつもと違った1日になり、チームの力関係を知るのがより一層難しくなった。5分遅くソフトタイヤを履いただけで、コンマ5秒縮めることができる状態だったんだ。今日は自分たちの仕事に集中して取り組んだ。これから予選と決勝に向けデータを分析して可能限り準備を整えなければならない。バランスはもっと改善する必要があるが、セットアップに関しては正しい方向性に向かっている。かなり気温が低い中でのこういったコースコンディションでは、タイヤを注意深く使うことが重要だ。特にソフトはすぐに使い切らないようにして、レースに向けてデグラデーションの評価をしなければならない。今日分かったことにはこれといって驚くべきことはないね。