2013年F1マレーシアGPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは4位/4位、フェリペ・マッサは7位/3位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=4位/2=4位
今日はどのコンディションにおいてもクルマは好調だった。僕らにとってはいいニュースだよ。オーストラリアよりもこのサーキットの方がクルマのパフォーマンスが正確に表れるから、冬のテストでポジティブな感触を持ったのは錯覚ではないと今日知ることは重要だった。
ミディアムタイヤを履いた時のラップではバランスがよくなかった。そうでなければ、ハードタイヤの時と同様にタイムを更新し、“フロントロウ”に入っていただろう。
これから明日のことを考える。明日はいつ雨が降ってもおかしくないし、タイヤのデグラデーションはメルボルンの時よりずっと大きい。ピットストップの回数も多くなりそうだから、予選よりも決勝で速さがあるクルマの方が有利かもしれない。
それでも明日僕らはフロントロウを取るためにベストを尽くす。いつもどおり、スタート、戦略、ピットストップのすべてがカギを握ることになるだろうからね。
フェリペ・マッサ フリー走行1=7位/2=3位
全体的に見ていい一日だった。ただ、2回目のセッション終盤に雨が降って、貴重な走行時間を失った。ロングランでふたつのタイヤコンパウンドの比較をする時間帯だったんだ。
両セッションともマシンはよく反応していたし、ピレリが持ち込んだタイヤに関しては、オーストラリアでも使ったミディアムの方がずっと快適に感じた。今夜、タイヤの真の挙動を理解するために時間を費やす。予選と決勝の準備を進める上で、それが改善につながり、競争力を高める助けになるのは間違いないからね。