2013年F1韓国GPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは6位/7位、フェリペ・マッサは10位/5位だった。

■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ　フリー走行1＝6位／2＝7位
　最初の印象はいつもの金曜という感じで、もう少し詳しい状況を知るには明日の予選のなりゆきを見る必要がある。

　このコースも空力がものをいうから、ここ数戦と比較して多くの驚きがあるとは予想していない。

　タイムシートが表す順位は最近のグランプリウイークエンドとほぼ同じだ。今回のレースでも僕らがレースで苦労する可能性は十分ある。

　ふたつのコンパウンドの差はシンガポールほどは大きくないけれど、スーパーソフトは明らかにデグラデーションが高い。今後の路面の改善がタイヤにどれぐらい影響を及ぼすのかを見ていく必要がある。

　パフォーマンス的には楽ではないだろうが、それ以外の面で日曜にうまく戦えることは分かっている。自分たちの条件の中で最大限の力を引き出し、明日も決勝もすべてをうまくやることを目指さなければならない。

フェリペ・マッサ　フリー走行1＝10位／2＝5位
　今日はそれほど悪くなかったね。すべてが予定どおりに運び、マシンにいい感触を持てた。

　午前中は左フロントタイヤのパンクの影響で多くの周回は重ねられなかったけれど、午後に遅れを取り戻し、プログラムのすべての項目をテストすることができた。

　ここにピレリが持ち込んだコンパウンドのどちらにおいてもマシンのハンドリングはよかった。スーパーソフトでは特に高いデグラデーションに見舞われたのは事実だけどね。新品タイヤの最初のラップでは、序盤は大幅にタイムが向上するけれど、その後大幅にロスするし、ロングランではミディアムよりもグレイニングがひどいかもしれない。

　まだ金曜だから、ライバルたちと比べて自分たちがどのあたりに位置するのかは分からない。メルセデスとレッドブルは強力だと思うけれど、僕のマシンがここ数戦より高い競争力を発揮し、戦うことができるよう願っている。