2010年F1第14戦イタリアGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソはポールポジションを獲得、チームも自分も長い間ポールを獲れずにいたが、ティフォシの前という最高の場所で獲ることができて嬉しいと語った。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ 予選3位
今日の僕はポールも可能だったけど、恐らくQ3でベストな戦略を採らなかったんだ。Q2ではソフトタイヤで走った3周目にタイムが出たから、Q3でも3周続けて走ることにしたんだけど、物事は僕らが思っていたようには運ばなかった。その後、2回目のアタックで、ポールが獲れるほどにタイムを更新できなかったんだ。それでも良い予選だったし、今日更なる改善を見せたマシンのパフォーマンスにも満足している。昨日の午前中と比べて様々なことを変更し、よりコンペティティブになれた。モンツァではこれまであまりラッキーだったことはないんだけど、明日は良いグリッドポジションからスタートすることになる。とてもモチベーションが上がるよ。特に僕らのファンがどれだけ喜んでいるかを見ると、更に力が湧いてくる。彼らに、そのお返しができたら良いね……。
フェルナンド・アロンソ 予選1位
やっとポールが獲れたよ! しかも、フェラーリファンの皆の前という、最高の場所で獲れたんだ! Q3用に新品ソフトタイヤを2セット残せていたから、すぐにタイムを出しておいて、2回目のアタックで全力で走った。実際には、1回目のアタックのタイムが良かったんだ。チームも僕も長い間ポールと縁がなかったから、トップ3に2台のフェラーリが入れたのは素晴らしい結果だよ。このコースではマシンに大きな負担がかかるため、全てのパラメータをコントロール下に置いておかなければならない。このチャンスを最大限に利用して、たくさんのポイントを獲得しなければ。良いスタートを切り、できる限りクリーンに最初のシケインを処理したい。これが1周目はいつだって難しいんだ。僕らにはこの結果が必要だった。スパのような週末を過ごして、マシンには少しばかり疑いが生まれたけれど、ここではマシンは1日ごとに進化している。僕らの素晴らしいファンの前で1-2を達成できたらいいね。ここはまるでスペインのように、地元にいるみたいな気分だよ。