2010年F1第12戦ハンガリーGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位を獲得、この結果は重要であり、夏休み明けのシーズン終盤には熾烈なタイトル争いが繰り広げられることになると語った。フェリペ・マッサは4位だった。

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ 決勝4位
 このグランプリでの自己ベストリザルトが出せた。あの事故の1年後にこの結果を出せて嬉しい。すべてを考えあわせると、これはポジティブな結果だ。スタートではあまりグリップがなかったが、グリッドがダーティな側だったのでそれは予想していた。今日はライバルたちはおそろしく速く、僕らとしては精いっぱいのことをして戦った。セーフティカー出動時にピットインするというのは正しい決断だったと思う。ウエーバーのように、ソフトタイヤであれほど長く走ることは僕らにはできなかった。2台同時のピットストップとなり、ハミルトンに抜かれた。でも今回は僕にツキがあり、その後、失ったポジションを取り戻せた。1週間前のホッケンハイムとシーズン最初のバーレーンでは、僕らは最速だった。でもそれ以外ではレッドブル勢が常に最強だ。彼らに追いつくために開発を推し進めていかなければならない。4週間後のスパで、彼らと比較して自分たちがどのあたりに位置するのかが分かるだろう。僕の選手権争いはここで終わるわけではない。僕にとって特別な1週間だった。僕にとってもチームにとってもポジティブな週末になったね。

フェルナンド・アロンソ 決勝2位
 このリザルトはとても重要だ。僕らは幸運にはかなりの貸しがあるけれど、今日初めて貸していたものを返してもらった。少なくともこれまでの一部は戻ってきたよ。すごいスタートを決めて、まずはウエーバーをパスし、その後1コーナーの入り口でベッテルに並びかけた。でもオーバーテイクを成功させることはできなかった。その後はリーダーについていけるだけのスピードを発揮できなかったので、主にポジションを守ることを考えなければならなかった。セーフティカーが戻った時、何度か緊張を強いられる瞬間があった。ミスをせず、スピードを限界いっぱいで保つことが重要だった。その後、30周以上ベッテルを押さえきるのは楽な戦いではなかった。彼のマシンの方が圧倒的に速かったからね。でもラッキーなことに、このコースには、1コーナー以外、オーバーテイクできるポイントがない。タイトルを争うチャンスをキープするためには、マシンの改良を進めなければならない。ここではレッドブル勢に全く歯が立たなかった。今日はマクラーレンは苦戦していたけれど、彼らはスパとモンツァでは強力なはずだ。長いストレートがあるコースは彼らのマシンに合っているからね。僕らはベルギーでいくつかアップデートを取り入れる予定だ。それによってベストのマシンとのギャップを縮められることを願っている。このタフな7月をできるだけいい形で終えることが重要だった。いいタイミングで夏休みが来る。選手権終盤はとても興味深いものになるだろう。今や20ポイント差の中に5人のドライバーがいるんだからね。

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