2011年F1ハンガリーGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは3位、フェリペ・マッサは6位だった。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ 決勝3位
4戦連続で表彰台を獲得した。異なる性格の4つのサーキットで僕らはコンペティティブだった。しかも今年の7月の天候は僕らのマシンにとっては間違いなく不利だった。この事実によって、僕は残りの選手権に自信を持って立ち向かえる。ただ、早く休みに入って一息つきたいのも確かだけどね。7月は本当に忙しく、ストレスがかかる1カ月だった。チームメンバーなど、頑張ってきた皆は数週間の休暇をとる権利があるよ。シーズンが再スタートする時には温かい天候になっていることを期待しよう。スパはどうなるか分からないけど。
スタートでマシンの滑り出しはよかったが、1コーナーでトラクションに問題があり、ミハエル(・シューマッハー)に抜かれてしまった。その後、序盤はさまざまな出来事によって貴重な時間をロスすることになった。最初はメルセデス、その後はウエーバーの後ろでタイムを失った。その段階で、僕らは早めにピットストップをし、4回ストップ戦略に変更することを決めた。このプランはうまくいき、表彰台に乗ることができた。ライバルたちは難しい状況に直面したが、雨が再び降り始めた時、僕らはドライタイヤで走り続けた。これは正解だった。その時履いていたスーパーソフトであまりいいペースが出せなかったが、パニックになることなく、その後ソフトに交換した。とても面白く、エキサイティングなレースだった。
ジェンソン(・バトン)におめでとうと言いたい。F1の200戦目を最高の形で祝えるね。
フェリペ・マッサ 決勝6位
雨が降ったりやんだりと、難しいレースだった。8周目でコースアウトしたことで、僕のレースは台無しになった。マシンの後部がバリアに当たったので、ダメージが大きくてレースを続けられないのではないかと心配した。でもエンジニアから走り続けられると言われたんだ。その事故で大きくタイムを失った。何度かいいオーバーテイクをして順位を上げたけれど、本当なら表彰台争いができたはずなのに、それができなかったことが悔しい。40周を過ぎた後に雨が降り出した時と、序盤のコンディションはとても難しかった。白線がものすごく滑りやすくなっていたから、絶対にそこに乗らないようにしなければならなかったし、氷の上を走っているようだった。これから休暇に入る。僕はブラジルに戻って家族と過ごすんだ。母国で過ごす日々はいつも楽しい。ヨーロッパに戻った時には、選手権後半がスタートするわけだけど、前半戦よりよくなるはずだと思っているよ。