イギリスF3選手権は、2013年からメインシリーズに加えて、5戦からなる“ミニシリーズ”を開催することを明らかにした。
このミニシリーズは、「ナショナル・インビテーション・トロフィー」と名付けられ、来季のイギリスF3カレンダーに組み込まれているポー(フランス)のほか、シルバーストーン(イギリス)、ポールリカール(フランス)、スパ(ベルギー)、そしてドイツのニュルブルクリンクという5戦で構成、旧型車を使用するナショナルクラスのドライバーが対象となる。
この「ナショナル・インビテーション・トロフィー」は、ヨーロッパをはじめとする他のF3シリーズからもイギリスF3への出場を促すことが目的で、同シリーズのマネージャーを務めるベン-ジャミン・フラナソビッチは、「フルシーズンを戦う予算をもたないヨーロッパ各国のドライバーの多くを惹きつけることだ」と、語っている。
また、イギリスF3は新しいポイントシステムも採点することを明らかにし、第1レースと第3レースは25-18-15-12-10-8-6-4-2-1というF1スタイルとなり、リバースグリッドの第2レースは12-9-8-6-5-4-3-2-1-0.5となる。ファステストラップポイントは廃止となる。
カレンダーについても、ロッキンガムに代えてドニントンパークが10月5、6日で最終戦を開催。第3戦シルバーストーンは、当初の日程から一週前倒しされ5月25、26日に開催とされることになった。