開催の可否で揺れるイギリスGPの将来は、これまで考えられていたよりもF1のビジネスシーンに大きな影響を与える事が明らかになった。イギリスGPがコンコルド協定の下、チームがFOMからの支払いを受け取るのにサインするための重要な要素であるというのだ。
週末に発表されたレポートによると、ドニントンパークか、シルバーストンかどちらで開催されるにせよ、イギリスGPとともにイタリアGP、フランスGP、ドイツGP、ベルギーGPの5つの伝統的なイベントの開催がコンコルド協定に記されており、これを開催しないことは違反であるという。
バーニー・エクレストンは現在、新たなコンコルド協定をチームと契約しようとしているが、エクレストンはもしイギリスGPが開催できない場合、別の国で開催したいと考えているものの、多くのチームが本拠地を置くイギリスGPの開催を望んでいるという。