スーパーGT300クラスにポルシェで参戦、トップチームのひとつとして長年最前線で戦うHANKOOK KTRが、33号車HANKOOK PORSCHEの今季の体制とマシンカラーリングを公開した。

 2009年には3戦で2勝という離れ業をやってのけるなど、激戦区のGT300でも、ブラック×ホワイトのカラーリングで鮮烈な印象を残してきたHANKOOK PORSCHE。今季はこれまでのポルシェ997 GT3 RSRに代わって、2010年にスーパーGTにデビューした最新モデル、ポルシェ997 GT3Rを投入し、マシンカラーもこれまでのものから、ポルシェワークスを思わせるホワイト×シルバーに、ハンコックのイメージカラーでもあるオレンジを組み合わせた鮮烈なものに変更された。

 体制面でも、GT3Rを走らせるにあたりポルシェジャパン、コックスの協力を得て、さらに監督には、往年の名ドライバー、鈴木恵一が就任することとなった。また、ドライバーも豊富な実績を誇る影山正美、藤井誠暢と強力な体制を敷いている。

「2008年より共に戦ってきたHANKOOK KTRチームから、全戦参戦できることを大変嬉しく思っています。また、ファーストドライバーとして重責を担うことになり、大きなプレッシャーと、強いやりがいを感じています。強豪ひしめくGT300では今年も激戦が予想されますが、マシン・タイヤパフォーマンスを存分に発揮し、シリーズタイトル獲得に向けベストを尽くしていきます。多くの方々に興奮や感動、そして希望を感じてもらえるレースをしていきますので、今シーズンもたくさんの応援を宜しくお願い致します」と影山は意気込みを語る。

 また、藤井も「HANKOOK KTRより参戦が決定したことを嬉しく思っております。素晴らしいチャンスを下さったチーム関係者の皆様に心より御礼申し上げます。今シーズンはマシンがGT3Rに変更され、新たなマシンで戦えることも楽しみです。シリーズチャンピオン獲得へ向け全力を尽くす所存ですので、引き続き沢山の応援を宜しくお願いいたします」とコメントした。

「ポルシェ社のイメージとハンコックタイヤのイメージを融合したマシンデザインになり、これが意味することはポルシェの魅力とハンコックタイヤのパフォーマンスをチームが背負い、ファンの方々に強いチーム・魅力あるチームをアピールしていかなければなりません」とKTRの武田敏明代表はチャンピオン獲得に向け決意を語っている。

●HANKOOK KTR 2011年参戦概要
参戦シリーズ:SUPER GT 2011 SERIES
参戦クラス:GT300 CLASS
チーム名:HANKOOK KTR
マシンネーム:HANKOOK PORSCHE
カーナンバー:33
チーム代表:武田敏明
チーム監督:鈴木恵一
ドライバー:影山正美/藤井誠暢
車両名称:Porsche911GT3R (Type997)
タイヤメーカー:HANKOOK TIRE Co Ltd
マシンメンテナンス:有限会社ケーティーアール
エンジンメンテナンス:コックス株式会社

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