IZODインディカー・シリーズ第15戦インディジャパン・ザ・ファイナルは予選日を迎え、プラクティス2、プラクティス3が行われた。プラクティス2はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、プラクティス3はジェームス・ヒンチクリフ(ニューマン・ハース)がトップタイムとなった。

 9月17日(土)は予選日。予選の前にプラクティスセッションが2回行われた。1回目(土曜日から通算2回目)は午前9時から、2回目(同通算3回目)は午後12時からで、各60分間。両セッションともドライ。この2回でのトップは、1分38秒7710と唯一の1分38秒台を叩き出したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)となった。

 サーキットを雲が覆いながらも時折陽が差し、非常に蒸し暑い中で始まったプラクティス1回目。開始早々の4周目に武藤英紀(ASM/サム・シュミット)が1分39秒6354、続いて1分39秒4932を記録し、トップに立つ。その後、各車が続々と1分39秒台に入れてくる中、ポイントランキング2位のウィル・パワー(ペンスキー)がアタック1周目に1分39秒4426をポンと出してトップに。

 その後はライアン・ブリスコー(ペンスキー)、ダリオ・フランキッティ(チップガナッシ)らが1分39秒台前半で上位に食い込み、最後の最後にディクソンが1分38秒7710をマークして1回目は終了。

 このセッションの上位6台は、ディクソン、フランキッティ、パワー、ブリスコー、武藤英紀、セバスチャン・ブルデー(デイルコーンレーシング)。佐藤琢磨(KVレーシング/ロータス)は1分40秒4353で26番手、JP.デ・オリベイラ(コンクエスト)は1分39秒9246でトップから1秒1536差の15番手だった。

 午後12時からの2回目も各車1分39秒台での攻防となった。セッション開始後、マイク・コンウェイ(アンドレッティ・オートスポーツ)、ジェームス・ヒンチクリフ(ニューマン・ハース)らがすぐに1分39秒台中盤に入ると、ディクソン、ブリスコー、フランキッティらが1分38秒台前半で続々とタイムを更新。

 このまま終わるかと思われたセッション終了間際、ヒンチクリフが1分39秒1074でトップに、同じタイミングでオリオール・セルビア(ニューマン・ハース)が1分39秒1413で2番手に飛び込み、チェッカー。2回目の上位6台のオーダーは、ヒンチクリフ、セルビア、フランキッティ、ブリスコー、ディクソン、パワーとなった。

 琢磨はセッション中盤に1分39秒5567をマークして11番手。武藤とJPはこのセッションでは終始タイムが伸びる気配がなく、それぞれ20番手、17番手に沈んだ。

 2回のセッションを通じて、午前中は1コーナーで、午後は3コーナーでコースオフが見られた。大きな混乱はなかったとはいえ、有力ドライバーが何人かコースオフしており、予選は予断を許さない展開となりそうだ。

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