ニコ・ロズベルグをはじめとするF1関係者の一部が、インドGPの際に入国するのに必要なビザの発行を拒否されたと報じられている。
チーム・ロータスのリザーブドライバーでインド出身のカルン・チャンドックは、イタリアGPの週末に、インドのビザが発行されないという問題について多くの質問を投げかけられたという。
「モンツァでは、インドに行くためのビザを取るのがすごく難しいと皆が不満をもらしていた」とチャンドックはTimes of Indiaに対してコメントしている。
Times of Indiaによると、メルセデスGPのロズベルグとHRTチームのスタッフ半数がビザの申請を却下されたということで、FIAの広報責任者マテオ・ボンチアーニもまだビザが発行されていないという。
「ビザの申請手続きを進めるのに政府が3週間かけるのであれば、私を含めF1関係者の約90パーセントがレースに出席できなくなるだろう」とボンチアーニは述べている。
インドは、F1は国家にとって重要なスポーツイベントではないとして、関税免除を認めていないといわれており、オーガナイザーは、F1チームの機材に関税がかけられた場合は、自身が支払うとの声明を発表した。