ウイリアムズF1チームは、ウワサされているように、GP2ドライバーで同チームのテストドライバーのニコ・フルケンベルグが来季レースドライバー候補であることを認めた上で、“大勢のドライバーから打診がきている”と述べた。
現在のドライバー、ニコ・ロズベルグは、マクラーレンへの移籍とウイリアムズ残留の選択肢を考慮中であると見られている。フルケンベルグは現在GP2で、2位に27点差をつけてランキングトップに立っており、タイトル争いで非常に有利な位置にいる。
ウイリアムズのテクニカルディレクター、サム・マイケルは、フルケンベルグは2010年の重要なドライバー候補ではあるが、候補は他にも大勢いると述べた。
「ニコは我々の来年のドライバー候補のリストに載っている」というマイケルの発言をFormula 1 Blogが伝えている。
「だが大勢のドライバーたちが我々に打診してきている。チーム内で話し合いをして、今後数週間あるいは数カ月の間に結論を出す必要がある。我々は(フルケンベルグと)長期契約を結んでいる。これを保証するかどうかの決断を下さなければならない」
ウイリアムズの来季ドライバー候補としては、BMWザウバーのロバート・クビカとニック・ハイドフェルドの名前も挙がっている。
