2011年F1スペインGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは2位、マーク・ウエーバーは1位だった。
■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル 予選2位
がっかりしているなどと言うことはできない。結局のところ僕らは一歩前進したんだからね。バルセロナでは、皆が大量に新しいパーツを持ち込んできて、それがうまく機能するかどうかチェックする。僕らは前進したと思うし、ライバルたちもそれは同じだけど、僕らはこのコースが好きでマシンが快適に感じているようだ。
予選については、僕はすぐにはリズムに乗れず、最高にスムーズな走行とはいえなかった。でもプライムで乗り切れた。Q2では、ソフトコンパウンドタイヤを履いたらかなりフィーリングがよくなったけれど、あいにく最終予選では少しロスが出て、完全に満足いくラップを走れなかった。マークのラップはすごかったし、今日は彼の方がいい仕事をした。明日はどうなるかな。長いレースになるし、僕らはタイヤを1セット残してある。決勝ではKERSはうまく機能すると思う。チームはすごく頑張ってくれているし、マシンはさらに速さを増したことを僕らは証明した。ファクトリーの空力担当のスタッフとここに来ているスタッフの仕事ぶりは本当に素晴らしい。僕らはKERSの問題に懸命に取り組んでいる。今日はQ2とQ3では使わなかったけれど、明日の決勝では絶対に使うよ。
マーク・ウエーバー 予選1位
いいセッションだった。今日は僕らには多少マージンがあり、チームメイト同士でポールを争うことになるだろうことは、予選に入る時点ではっきり分かっていた。それでもライバルたちを甘く見てはいけないけどね。Q1を最初のハードタイヤで通過し、うまくやれた。肝心なQ3では1周をうまくやってのけることだけが重要だった。とてもいいラップを走れた。ラインを通過した時、自分のカーナンバーが一番上に来ることをひたすら祈った。すごいラップだったし、セブとはいいバトルをした。でも今日は流れは僕にあったね。