2010年F1第19戦アブダビGPの日曜決勝で、レッドブルのマーク・ウエーバーは8位を獲得、タイトルに近いところまで来て逃すのは辛いことだが、全力は尽くしたと述べ、また来年チャレンジすると宣言した。
■レッドブル・レーシング
マーク・ウエーバー 決勝8位
すごい1日だった。特別なことができるチャンスがあったけれど、結局は僕らにはそれが起こらなかった。レース序盤に、サイコロを転がすように戦略を決めなければならないと分かった。結局それによって僕らはリスクを背負い、フェルナンド(・アロンソ)にカバーされた。100パーセント力を尽くしてプッシュしようと努めたし、やれることはすべてやった。でも結局はそれでは十分じゃなかった。セバスチャンには敬意を表さなければならないね。彼は1年を通して素晴らしい仕事をし、最後のレースで選手権のトップに立ってみせた。正しいタイミングだよね。ワールドチャンピオンになった彼に心からお祝いを言いたい。僕は最終戦までタイトル獲得の可能性を持っていた。だから物事を正しくやってきたということだし、たくさんの前向きな要素があるよ。シーズンの大部分ですごくいい走りをしたと思うし、それが僕自身にとって一番重要なことだ。今週末はそうはならなかったのが残念だ。でもこれからの数週間はじっくりと考え、いい時と悪い時を振り返るいい機会になる。スポーツというのは時にそういうものなんだ。この2週間ほどの間にはいろいろな感情があった。トップに近いところまで来ていたのに逃してしまうというのは残念だ。でも僕は最大限に努力をしたし、周りには素晴らしいスタッフがついていてくれる。チームがふたつタイトルを獲ったというのはいいことだと思う。僕はまた来年戦うつもりだよ。