レッドブルのマーク・ウエーバーは、イギリスGPのチェッカーを受けた直後、チーム無線で「ナンバー2にしては悪くないだろ?」と発言し、自らのチームに対し皮肉を言い放っている。

 スタート直後のチームメイトとの争い、そしてオープニングラップでマクラーレンのルイス・ハミルトンを抑えた以外はほぼひとり旅のレースで52周のレースを完勝したウエーバーは、フィニッシュラインを超えるとチーム無線を使って「ナンバー2(ドライバー)にしては悪くないだろ?」とチームに対しこう言い放った。このウエーバーの発言は、全世界に放映されたレース中継のなかでもしっかりとカバーされていた。

 ウエーバーがなぜこのような発言をしたのか? その原因とも言うべき出来事は土曜日に起こっていた。レッドブルは今回のグランプリに新しいバージョンのフロントウイングを2つほど持ち込み、ウエーバーとベッテルそれぞれに与えていたが、予選前のフリー走行でベッテルはそのウイングを破損してしまった。
 するとチームはウエーバーのマシンから新しいウイングを取り外し、そのウイングをベッテルに与えてしまった。おかげでウエーバーは古いタイプのウイングを使わざるをえず、予選では僅差でベッテルにポールポジションを奪われている。

 このチームの判断に当然ウエーバーは不満を表し、予選後の記者会見では不機嫌な表情を浮かべ次のような言葉を並べていた。
「チームは今日(予選)の結果に満足しているだろうね。でも僕は3番グリッドの方がマシだよ。2番グリッドがクソだってことは誰もが知っているからね」

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