バーニー・エクレストンは、昨年12月の撤退発表が行われた後も、ホンダの名がF1に残って欲しかったと語っている。
チームに対しての資金分配の討論の中で、エクレストンはブラックリーに本拠地を置くチームの名称変更に反対していたという。
「私はブラウンという名称には反対だった」とエクレストンは英インディペンデント誌に語っている。「一般に通じている名前ではない。ブラウンよりもホンダという名前の方が通っていた」
一方、ホンダというチーム名が変更されたことで、昨年ホンダレーシングF1チームが得た分配金の行き先がコンコルド協定の加入チームの中で問題になっている。エクレストンは、ホンダの分配金がブラウンGPに行かないことをほのめかしており、現在ランキング首位のブラウンGPはコンコルド協定の行方にも注力を図らなければいけないことになりそうだ。