セイコーエプソンは28日、メルセデスAMGと複数年のグローバルパートナー契約を締結したと発表した。

 2014年のチャンピオンチーム、メルセデスAMGと、日本の大手精密機器メーカーのセイコーエプソンがグローバルパートナーとして新たに契約を結んだ。
 エプソンは、今後オフィシャルチームパートナーして、インクジェットプリンター、スキャナー、3LCDプロジェクター、スマートグラスやスポーツ・健康分野のセンシング商品を含むウエアラブル機器の分野で、メルセデスチームをサポートするという。

 この契約によりエプソンのロゴが、2月1日にヘレス・サーキットで披露される2015年型F1マシン『W06』と、ルイス・ハミルトンおよびニコ・ロズベルグのヘルメットバイザーやレーシングスーツに掲げられることになる。

 セイコーエプソンの代表取締役社長を務める碓井稔氏は、メルセデスとの契約について、次のように語っている。
「このたび、栄えあるメルセデスAMGペトロナス F1チームのオフィシャルパートナーとなることで、エプソンブランドをさらに強化することができ、本当にうれしく思います」
「エプソンは、メルセデスAMGペトロナスF1チームと同様に、常に最新の技術を追求し、業界をリードしていけるよう努力を重ねてきました。これからも、お客様の期待を超える商品やサービスによって、世界中のお客様に驚きと感動をもたらし続けたいと思います」

 一方、メルセデスのエグゼクティブディレクターであるトト・ウォルフは、「2015シーズンに向けた準備が整いつつある中、エプソンをチームに迎えることができてうれしく思う」とコメント。
「先進的な企業と協力関係を築くことに喜びを感じるし、エプソンが革新的な技術や商品を追求する姿勢は、我々がF1の世界で頂上を目指す姿勢とも共通するものだ。エプソンの技術革新、そしてブランドや商品を世界中で訴求していくためにも、我々は緊密に連携していく。今シーズン、そしてこれから先のシーズンも、パートナーとしてエプソンとともに成功していくことを楽しみにしている」

 エプソンは以前、日本人初のフルタイムF1ドライバー、中嶋悟を支援するかたちでF1チームをスポンサードしており、メルセデスAMGの前身でもあるティレルでは、マシンに大きなロゴを掲げていた。

 エプソンは最後に「今回のスポンサーシップ契約を最大限に活用して世界中のお客様との関係性を深め、先進技術の訴求にもつなげていきます」とコメントしている。

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