WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦するペペ・オリオラが、次戦ポルトからこれまでのセアト・レオンWTCCから、シボレー・クルーズ1.6Tにマシンをスイッチすることになった。
まだ弱冠18歳のオリオラは、トゥエンティ・レーシングからWTCCに参戦、2011年からレオンをドライブしてきた。4月のマラケシュ戦では、WTCC史上最年少のウイナーに輝いた実績をもつが、次戦ポルトから昨年までワークスのRMLが使用してきたクルーズを入手、マシンをスイッチすることになった。
オリオラの父親であるペペ・オリオラ・シニアは、今回のマシンスイッチは、RMLを率いるレイ・マロックから「良いオファーが届いたから」だと言う。
「良い値段で、かなり良いコンディションのレンタカーがあるとレイから連絡があったんだ。レイも将来がある、有望なドライバーを探していたからね」とオリオラ・シニア。
「我々は今までセアトから得ていたものと同じレベルで、シボレーからサポートを得ることができる。これには選択の余地はないだろう?」
なお、これまでオリオラが使用していたセアト・レオンWTCCは、同じくレオンを使用しているカンポスが使用することになると言われている。