ドイツでのフェラーリのチームオーダー問題について、ロータス・レーシングのチーフテクニカルオフィサーのマイク・ガスコインは、やるならもっとうまくやるべきだったとの意見を語った。
レースをリードしていたフェリペ・マッサにフェラーリは無線でフェルナンド・アロンソを前に出すよう暗に指示したことが、チームオーダーとして問題視され、批判が集中している。
マッサのレースエンジニア、ロブ・スメドレーはマッサに対して無線で「フェルナンドの方が君より速い。このメッセージを理解したということを示してほしい」と述べた。
マッサがペースを落としてアロンソにリードを譲った後、スメドレーは「いい子だ。頑張っていけ。すまない」と述べた。
「結論から言って、もしそれをするつもりなら、彼らがやったよりももっとずっとうまくやれということだ」とガスコインが語ったとBBCスポーツが伝えている。
「当然のことながら、F1はチームのスポーツだ。チームのためにベストの結果を出さなければならない。選手権で上位にいてタイトルのためにレースをしているならなおさらだ」
「とはいえ、彼らのようなやり方をすれば、ファンはだまされたと感じるのは明らかだ。あれは馬鹿げたやり方だった」