3月1日、ARTA Projectが2011年の体制を発表し、ドライバーラインナップやメンテナンス、さらにタイヤ銘柄も変更することが明らかにされたARTA Garaiya。来季GT300クラスではレギュレーションの変更があるため、今年はガライヤにとっては勝負権がある実質最終年。関係者全員が意気込んでいるようだ。

 今季のガライヤは、これまでの体制から大幅に変更され、ドライバーは高木真一/松浦孝亮というコンビに、タイヤ銘柄はスーパーGTになってからは初の300クラス参入となるブリヂストン、メンテナンスも自社のアルネックスとなり、これまでARTA HSV-010を手がけていた佐藤真治エンジニアがガライヤを手がけることとなった。

「今年はレギュレーション上、ガライヤが戦闘力を発揮できる最後の年。実績のあるガライヤ、ドライバー、そしてブリヂストンタイヤのパフォーマンスという最強のパッケージでチャンピオン獲得に挑み、有終の美を飾りたい」と鈴木亜久里代表。

 メンテナンスガレージの変更について亜久里代表は、「タイヤメーカーはすごくセンシティブだから、ミシュランとアドバンをやっているaprと、ブリヂストンをやっているところが共存できる訳にはいかなかった」と苦渋の選択であると説明。「やりたくなかった訳じゃない。仕方ない」と語っている。

 タイヤ銘柄の変更については、「ブリヂストンは実績もあるし、いいマッチングを見つけられればかなりいいところに行くと思う」と亜久里代表。「ミシュランもいい場所では本当に良かった。いろいろな要因があって、これまでは寒い時期は苦しいところもあったけど、今年はそれも解決できると思う」と年間チャンピオンに向けて、ブリヂストンが“武器”になると確信しているようだ。

 そのガライヤを新たに託されることになった松浦は、「この話を始めて亜久里さんからいただいた時に、『絶対にチャンピオンを獲りたい』という思いがすごく伝わってきたんです。すごいプレッシャーを感じたけど、今までGT300では無いくらいの勝てるパッケージを用意していただいた。その中で、自分が選ばれたことは嬉しい反面、自分が背負っているものがどれだけ大きいのかと感じています」といつになく気合がみなぎっている様子。「絶対にチャンピオンにならなければいけないと思っています。このパッケージで勝てない訳がない」と噛みしめるように語った。

 高木も、8年間をともに過ごした「一生に1台」のマシンで、悲願のタイトルを狙う。「今年こそチャンピオンを獲りたい」と高木。

 すでにブリヂストン装着のガライヤは、富士スピードウェイのスポーツ走行枠を使用してシェイクダウン済み。フロントタイヤがこれまでのミシュランよりも大径化されており、「ややハンドルが重くなった印象はあった」と高木。チームともまだ仕事をし始めたばかりで、それに対する“慣れ”も必要なようだ。

“ラストイヤー”に向けていつになく気合が入るガライヤ陣営。強者揃いのGT300で、いったいどんなドラマを披露してくれるだろうか……?

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