ロータスのキミ・ライコネンは、今週のバルセロナテストでは2日ともトラブルに見舞われたが、作業の遅れはシーズンでのパフォーマンスに影響しないと述べている。
初日にはテレメトリー、2日目にはギヤボックスにトラブルが発生し、ライコネンは走行時間を大幅に失った。2日目、ライコネンは43周を走行するにとどまったが、それでもミディアムタイヤで3番手タイムをマークしている。
2日ともトラブルによって作業が妨げられたものの、ライコネンはテストとはそういうものであり、これが今シーズンに影響することはないと語った。
「全くテストができなくても、実際レースで走ると速くて何の問題もない場合もある」とライコネン。
「(テストで)1万キロ走っても(レースで)トラブルが出る可能性はある。(テストでの)周回数にかかわらず、(レースでは)うまくいくときもあればそうでないときもあるんだ」
「テストとはこういうものだ。問題が発生し、そこから学習する」
「(テストの中の一日で)150周を走れなかったらシーズンが変わってしまうということはない」
「去年はバルセロナでの2回目のテストを完全に欠席したけれど、それでもシーズンが始まった時、マシンは強力だった。今日あまり走れなかったのは残念だったが、別に世界の終わりってわけじゃない」
長時間にわたって待機しなければならなかったが、その間、何をしていたのかと聞かれたライコネンは「寝てた」と答えている。