ロバート・クビカは、セカンドドライバーの決定がチームにとって難しいものになると語り、自らはビタリー・ペトロフの残留に慎重な姿勢を見せた。
クビカの来季チームメートは、ロシアマネーの後押しを受けるペトロフの残留でほぼ決まったものと見られていたが、火曜日に発表されたエントリーリストにはその名前が記載されておらず、また、ニック・ハイドフェルドやエイドリアン・スーティル、ニコ・ヒュルケンベルグといった候補となりうるドライバーもリストには載っていなかった。
「正しい答えを出すには、少し難しい問題だよ」とクビカはオランダの「formule1.nl」に対してコメントしている。
「もちろん、経験豊富なドライバーのほうがチームもより多くの利益を得られる。ルーキーにとってF1は最初に考えるほど簡単なものでない。それでも最初から活躍するドライバーもいるけどね。来年のチームメートに関しては、何を求めるのか、どのポジションにいるべきかを最も理解しているのはチームだよ」
「僕に言えるのは、今シーズン我々がいくつかの理由から多くのポイントを失ったということ。ただ、それ以外の状況ではメルセデスにかなりチャンレンジできたんじゃないかな。シーズン当初の状況も考慮しなくちゃならない。当時の決定は尊重されるべきものだし、それは僕も正しい判断だったと思うよ」
「それでも、ドライバーラインアップをどう判断するかは、その時の状況によるだろう」