BMWが今季末でのF1撤退を発表したことで、BMWザウバーのドライバー、ロバート・クビカとニック・ハイドフェルドがドライバーマーケットに出ることになった。いまやストーブリーグの中心的存在となっているクビカだが、現在のチームが活動を継続する場合は残留するだろうとの推測が出ている。
ハイドフェルドは元雇用主のウイリアムズに戻るのではないかとのウワサがある。クビカに関しては、さらに多くのウワサが出ており、ウイリアムズ、ルノー、ブラウンといったチームが候補として挙げられている。しかしクビカは、もしBMWザウバーが買い手を見つけてF1にとどまることができれば、このままチームに残留することを考えていると報じられている。
BBCによれば、クビカはBMWザウバーとの間に来季の契約が残っており、もしチームが存続するならこの契約に従うことを考えているようで、来季についての決断は急いでいないとのことだ。クビカは2011年に多くの選択肢を残すため、来季1年契約を望むだろうといわれている。
先週末のベルギーGPで、BMWザウバーはクビカが4位、ハイドフェルドが5位で入賞し、チームにとって今季ここまでのベストリザルトを獲得した。