2010年F1第4戦中国GPの日曜決勝で、ルノーのロバート・クビカは5位を獲得、セーフティカー出動で表彰台のチャンスを失い、悔しいと振り返った。ビタリー・ペトロフは7位だった。
■ルノーF1チーム
ロバート・クビカ 決勝5位
今日はエキサイティングな一日だった。またポイントが獲れて嬉しい。スタートは失敗して大きくポジションを落とした。でも雨が降り出した時、スリックでステイアウトするという正しい決断をし、3位にポジションを上げた。でもセーフティカーの出動が僕のレースを決定付けた。それまで築いた大きなリードを失い、表彰台の望みがなくなったんだ。5位に入れて満足しているけれど、同時に表彰台を逃したことが少し悔しくもある。
ビタリー・ペトロフ 決勝7位
初めてF1で完走し、ポイントを獲得できて嬉しい。難しいレースで、正しい決断を下すのは簡単ではなかった。序盤、雨が降り出して、インターミディエイトに換えたドライバーたちもいたけれど、僕らはスリックのまま走るという判断をし、それは正解だった。その後、無線でチームとずっと話をしながら、いつインターミディエイトに換えるかを決め、またいいタイミングでやることができた。2セット目のインターミディエイトに換えた時、タイヤをいたわるのが大事になると分かっていたけれど、雨が降り続くのかコースが乾いていくのかは分からなかった。でも僕はプッシュし続け、エンジニアたちにいいペースで走っていると言われた。終盤は、シューマッハーやウエーバーを相手にいいオーバーテイクをして、いくつか順位を上げた。