ルノーのロバート・クビカは、ルノーは正しい方向に向かって前進しており、2010年F1開幕に向けて準備は整ったと述べた。今後も開発作業を積極的に続け、開幕戦バーレーンには大きな空力アップデートを導入するという。

「冬のテスト期間はとても制限されていたけれど、可能な限り準備を整えることはできたと感じている」とクビカ。
「チームと長い時間を過ごしたので、作業を行う上でとてもいい協力関係を築くことができ、走行時間を有効に使うことができた。僕には学習することも疑問点もたくさんあったが、テストで情報を得ることができたし、1周1周できる限り多くの情報を得ようと努力した」

 クビカは、新車R30のパフォーマンスについては、正しい方向で前進しているとして、トップチームに追いついていきたいと述べた。
「パフォーマンスを判断するのは難しいけれど、正しい方向に向かっているのは確かだ。まだアップデートすべてを導入したわけではなく、バーレーンではまた新たにエアロアップデートを施す。風洞での予測と一致し、パフォーマンスが向上することを期待している。トップチームはとても接近しているように見えるけれど、テストの間は真のポテンシャルを隠しているチームもあるし、バーレーンにアップデートを持ち込むところもある。今の時点では、フェラーリとメルセデスがとても強力に見えるけどね」
「シーズンは長い。僕らの目標は、ライバルたちより開発を早く進めることだ。2009年末にはギャップはとても大きかったので、トップチームに追いつくためには大幅に前進しなければならない。何よりもパフォーマンスを向上させなければ。それに勝る特効薬はないのだから」

 バーレーンは今年新しいレイアウトになるが、それがオーバーテイク促進につながるとはクビカは考えていない。
「レイアウト変更によってオーバーテイクがしやすくなるとは思わない。一番のオーバーテイクポイントは従来のパートにあるのだし、新しいパートはたくさんのコーナーから成り、とてもツイスティで、ヘビーブレーキングをするところはない。だからオーバーテイクポイントは以前と同じ、ターン1とターン4になると思う」
「バーレーンは、優れたブレーキングスタビリティーとトラクションが必要とされるコースだ。本格的な高速コーナーはないので、セッティングの重点はメカニカル面に置かれることになる」

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