2010年F1第14戦イタリアGPの金曜プラクティスを終えたルノーのロバート・クビカが、今年は縁石が変えられたため、最適な使い方をつかむのにまだ苦労していると語った。
■ルノーF1チーム
ロバート・クビカ フリー走行1=4位/2=8位
モンツァは、走行する空力レベル、そしてドライバーのフィーリングといった面において、他とは異なるサーキットだ。まずはローダウンフォース仕様のクルマに慣れなければならない。とはいっても、Fダクトを使用しているので、去年までのように極端な違いはないけどね。今年はウイングを立てた状態で走行できるから。まだブレーキングポイントと縁石の最適な使い方をつかむのに苦労している。特に縁石は変更されて、前みたいに飛び越えられないようになったんだ。全体的にはいつも通りのポジションにいるようだが、改善できる箇所を確認するために今夜データを分析する必要がある。
ビタリー・ペトロフ フリー走行1=13位/2=13位
今日は問題のない1日だったが、ローダウンフォース仕様のクルマに慣れるための学習日だった。ローダウンフォースのマシンで走るのはすごく面白いね。走行中クルマがより多く動く感じがするので、より正確なドライビングが求められるし、ほんの些細なミスも許されないんだ。残念ながらブレーキに問題が発生して2回目のセッション終盤は走れなかったけれど、全体的にクルマはよく動いていた。ここではタイム差がとても小さいから、トップ10圏内に入るためにはさらにコンマ数秒縮める必要がある。でも、今夜中に良い改善ができると確信しているよ。