11月29日、東京・明治神宮外苑で『トヨタ博物館 クラシックカーフェスティバル in 神宮外苑』が開催され、約100台のクラシックカーによるパレードや、在りし日のクルマを振り返る企画展示などが行われた。

 歴史的な車両の展示をはじめ、自動車の技術や文化、歴史に関する展示も行っている愛知県のトヨタ博物館が例年東京で開催しているこのイベントには、今年も多数のクラシックカーが登場した。今年は、同博物館の25周年を機に、愛知で行われてきた同様のイベントとともに名称を『クラシックカーフェスティバル』と統一して行われた。

 例年注目を集めるパレードでは、日本やヨーロッパ、アメリカのクラシックカーおよそ100台が、1960年のトヨペット・クラウンを先頭に銀杏並木から銀座方面へと出発。再び神宮外苑へと戻るルートを辿り、その走行を披露した。

 また、今年は新たな試みとして企画展示も実施。『1930年代、日本の自動車産業夜明け前。』とのテーマのもと、イスパノ・スイザK6、ランチア・アストゥーラ・ティーポ233C、ダットサン11型フェートン、ルノー6CV タイプNN、コード810 4ドアセダン、モーリスエイト シリーズ1の6台が登場。当時の“超高級車”イスパノ・スイザK6のデモ走行時には、トヨタ博物館の布垣直昭館長も車両に乗り込んだ。

 また、このクラシックカーフェスティバルが開催された神宮外苑にある絵画館は、1926年に竣工した建物。クラシックカーと絵画館の織りなすその雰囲気に、訪れたファンは「日本が世界にどんどん羽ばたいて、仲間入りするときのことを思い出します」と、当時の雰囲気を懐かしんでいた。

 ほかにも、白バイの体験乗車などもできる交通安全体験コーナーも設けられたこのイベント。クラシックカーの愛好家たちのみならず、家族連れも楽しんでおり、メイン会場の来場者数は1万8000人にのぼった。

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