スーパーGT500クラスに参戦するLEXUS TEAM KRAFTは4日、2011年の参戦体制を発表した。昨年からは大幅に代わり、トムスから脇阪寿一が加入。また、サードからはアンドレ・クートが加わった。また、飯田章が監督として加わった。
昨年のシーズン終了後、トムスからの移籍を明かし、その去就が注目されていた寿一の今季体制がいよいよ明らかになった。過去10勝、そして3度の王者である寿一は、新たにクラフトに移籍し、クートと組むことが決定したのだ。
また、チーム監督には2002年に寿一と組んでチャンピオンを獲得した経験を持つ飯田が就任。ニュルブルクリンク24時間ではいまだGAZOO Racingのドライバーも務めるが、スーパーGTの舞台にはひさびさの復帰となる。
さらに、今季のクラフトはカラーリングも大幅に変わり、メインスポンサーとして総合エンターテイメント企業のNEXUS株式会社、サブスポンサーとしてカーコーティングの“Keeper”を展開するアイ・タック技研株式会社が就き、車名も新たに両社のブランドから『D'STATION KeePer SC430』に決定。グリーン&レッド、そしてブルーのラインが入るカラーリングとなった。
チームは「シリーズチャンピオン獲得を最大のミッション」と掲げており、エンジニアリング体制も大幅に強化されている。3度の王者寿一が加わったクラフトはどんな活躍をみせるのか、開幕戦から注目が集まるところだ。