2013年F1中国GPの日曜決勝で、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは10位、エステバン・グティエレスはリタイアを喫した。
■ザウバーF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=10位
すごく複雑なレースだったし、複雑な気持ちだ。またレースをリードすることができたのはとても嬉しかった。トップチームと上位争いができたんだ。
まずまずのスタートを決めて、序盤数周にいいバトルをした。いくつかポジションを上げることができたが、どういうわけかレース終盤、ペースが低下し、速さを失った。
一度トップや2位を走ると、これよりいい結果を望むのは当然だ。だけどあれは真の状況ではなかったのかもしれない。他のドライバーたちはソフトタイヤでスタートし、僕らはそれとは違うプランで走っていたんだ。いずれにしても、すごくいいレースだったのは確かだ。ピットレーンで起きたふたつの問題が勝ち負けを決めたとは思わない。
エステバン・グティエレス 決勝=リタイア
いいスタートを決め、オープニングラップは順調だった。アクシデントが起きた時は、まずまずの速さがあり、ペースを維持して前のグループについていっていた。
ロングストレートに入る直前、後ろのチェコ(ペレス)とバトルをしていて、僕はコーナーに入る際にスピードを出し過ぎていた。通常のブレーキングポイントでブレーキを踏んだけれど、ダウンフォースの低下と自分のスピードを予測していなかった。全力で止まろうとしたが止まれなかった。
間違いなく僕のミスだ。エイドリアン(・スーティル)と彼のチームに謝りたい。こんな風にレースを終えるのはいい気分じゃない。でもこれからも頑張って前に進もうという気持ちにさせてくれる要素はある。僕らのペースはよかったんだ。だから前進し続けよう。