ファンイベントのピットウォークで幕を開けたF1日本グランプリで早くも鈴鹿のファンとF1ドライバーの交流が見られた。
朝からの快晴でお昼前には汗ばむ陽気となった木曜のピットウォーク。この時間にはピットウォークとともにコースの一部を開放する東コースウォークも行われたが、イベントの終了近くになると数人のドライバーがコースの下見に姿を見せた。
まず、一番最初にファンに囲まれたのはロータスのロメイン・グロージャン。次々と目の前に差し出されるサイン用の本と押しよせるファンたちに最初はかなり戸惑っていたが、人だかりを抜けると歩きながらファンのサインに応じるなど、一緒にコースの下見に来ていた日本人エンジニアの小松礼雄氏とも笑顔で言葉を交わしていた。
その後、マルシャのマックス・チルトン、ケータハムのギド・バン・デル・ガルデらもあっという間にファンの“餌食に”。金曜フリー走行への出走が決まったケータハムのヘイキ・コバライネン、ザウバーのエステバン・グティエレスの姿もあった。
また、キッズウォーク中にはフェルナンド・アロンソのレースエンジニアを務めるアンドレア・ステラやメルセデスでチーフ・レースエンジニアを務めるアンドリュー・ショブリンらも子どもたちのサインに応じていた。