バーレーンF1合同テスト3日日の21日、ケータハムのマーカス・エリクソンがCT05で周回を重ね、スーパーライセンス取得に必要な距離を走破することに成功した。

 ルーキーのエリクソンは98周と、この日最多のマクラーレンに次ぐ周回数を走り切り、自身のスーパーライセンス取得に必要な300kmの走行距離を超えることができた。彼は1分42秒130で、タイムは全体の10番手だった。

「バーレーンでの初日に満足している。98周走れたというのは信頼性の面でいいことだし、さらに僕自身は、スーパーライセンス取得に必要な300kmの距離を超えることができた」とエリクソン。

「今日、チームの皆は本当に頑張ってくれて、目標どおり、トラブルなくプログラムに取り組むことができた」

「パフォーマンスに関しては、マシンもエンジンも今後まだまだ向上する余地がある。今日のタイムは何の意味も持たない。速いタイムが出せれば嬉しいものだけど、今日は一日を通してとても長いランを走り、プランに従って作業を行っていた」

「またマシンに乗る日が待ち遠しいよ。これまでの信頼性の高さが今後も維持されることを願っている」

 ルノー・スポールF1のトラックサポートリーダーであるセドリック・スタドールは、ロングランに集中し、大量な距離を走りこむことができたことに満足している。

「今日もポジティブな一日だった。マーカスが98周を走り、今回のテストで計画しているプログラムをさらに大量にこなすことができた」

「一日の大部分でロングランを集中的に行い、パッケージのドライバビリティ向上につながる、パワーユニットのさまざまなマップを試した。今年はトルクが上がっており、ドライバビリティ向上は非常に重要なことだ」

「ヘレスではマーカスはあまり走れなかったが、今回これほどの距離を走り切ることができたのもよかった」

「明日もパワーユニットのパフォーマンス向上に努め、今日と同様に大量の周回を走りこむことを目指す」

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