バーレーンF1合同テスト初日の19日、ケータハムのリザーブドライバー、ロビン・フラインスがCT05のテストを行った。
ヘレステストに続いて、ルノーのパワーユニットを使用する他のチームは十分な走行距離を稼ぐことができなかったが、フラインスは68周と、ルノー勢の中で最多の周回を走りこみ、1分42秒534で全体の7番手となった。
「ヘレスの時に比べてとても大きく前進したのは明らかだ。ルノーを使用するチームの中で最多の68周を走ることができた」とフラインス。
「このテスト初日に皆、満足していいと思う」
「マシンの速さについては、まだ判断するのは早すぎる。100パーセントのパフォーマンスレベルでの走行はまだ始めていないからね。でも全体的にいい感触だよ」
「最初はリヤのグリップがあまりなかったけれど、エアロバランスにいくつか変更を施した結果、セッションを終えるころにはうまくまとまってきた。特に午後に試したミディアムではグリップレベルが大幅に向上し、プッシュすることができた」
ルノー・スポールF1のトラックサポートリーダーであるセドリック・スタドールは、ルノーに大きな問題は発生せず、いい形で今年2回目のテストを開始することができたと述べている。
「ヘレスよりも明らかにポジティブなスタートを切ることができた。それでもシーズンのこの段階での目標達成に向けて、パフォーマンスを向上させるため、まだやるべき仕事がある」
「1回目のテストの後、たくさんの作業を行ってきたが、そのおかげで今日、たくさんの距離を走行することができた。一日を通してパワーユニットには大きな問題はなく、我々もチームも大きく進歩したことは明らかだ」